こんにちは!住まいの提案サロンくらし間 管理人の小猿由美子です。
今日はタイルと塗り壁のおさまりのお話。
タイルを壁に貼る場合は「見切り」が必要になるということを言っていますが、
見切りにもいろいろとありまして、
建材メーカーの造作材を使う場合
何か金物を使う場合
木を使う場合 etc….
今回のケースは見切りを使わないケースです。こちらは私の自宅キッチンです。
![](https://interior-greenworks.com/wp-content/uploads/2022/04/309231C0-1520-488C-823F-B25D483B9E56-1024x772.jpg)
![](https://interior-greenworks.com/wp-content/uploads/2022/04/D50A8214-9E12-4371-834B-A96BA5F12176-1024x768.jpg)
タイルは輸入タイルで、厚みも薄いものでしたし、小口もまあ見れなくもない。
壁の見切りはなしにしました。
反対側もあえて馬貼りのままです。
![](https://interior-greenworks.com/wp-content/uploads/2022/04/E2549469-3851-4EAF-B5FA-5E0B7A76C8F7-1024x768.jpg)
クロスだと難しいですが、塗り壁なら、のおさまりです。
クロスだとクロスの切れ目が直線でないのは、なかなかきれいにおさまりませんので。
ちなみにこのキッチン前の窓には、木製の窓枠が入っています。
![](https://interior-greenworks.com/wp-content/uploads/2022/04/2037A0A5-152C-491E-BB33-688324E8C051-1024x768.jpg)
今はメンテナンスを気にして、キッチンにタイルを貼る方はあまりおられないと思います。
一番最初のキッチンの写真は、住んで7年目、年末に掃除仕立ての状態です。
キッチン本体の扉はパインの無垢材ですが、だんだんと飴色になってきていますし、
タイルもピッカピカではないですが、全体のちょっと古びた感じに寄り添う感じで、
私はこの愛着が湧く素材が大好きなので、気に入っています。
この感じが好きな方にはわかる、感じでしょうか。
そのあたりは、住まいづくりのプロとしてはいろんなケースを知りつつ、
話から見えてくる「住まい手の価値観」を察する部分ですね。
よき提案ができますように。